外為サマリー:一時1ドル108円40銭台に軟化、米中協議の不透明感高まる

通貨
2019年12月4日 10時26分

4日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=108円53銭前後と前日の午後5時時点に比べ50銭強のドル安・円高となっている。

3日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=108円63銭前後と前日に比べ30銭強のドル安・円高で取引を終えた。トランプ米大統領が米中貿易協議の合意について「来年11月の米大統領選まで待ったほうがいいかもしれない」と述べたことで、米中協議の進展期待が後退。投資家のリスク回避姿勢が強まり、一時108円40銭台後半をつける場面があった。

この流れを引き継いだ東京市場は軟調な展開で、午前9時50分過ぎには前日のNY市場でつけた安値水準まで軟化。一部で「米下院、中国政府高官を制裁対象とする法案を可決」とのニュースが伝わったこともあり、15日が期限となっている米国の対中追加関税の発動が意識されているようだ。日経平均株価が続落するなか積極的なドル買い・円売りは入りにくく、ドル円相場は戻りの鈍い展開となっている。

ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1080ドル前後と同0.0004ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=120円26銭前後と同50銭強のユーロ安・円高となっている。

出所:MINKABU PRESS

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