東京為替:ドル・円は底堅い、国内勢は押し目買い

通貨
2019年12月12日 12時15分

12日午前の東京市場でドル・円は底堅い。米連邦公開市場委員会(FOMC)での政策決定でやや下げたが、国内勢の押し目買いで小幅に戻した。

ドル・円は、前日のFOMCでの政策決定やパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長の記者会見で来年の利上げへの思惑が後退し、108円半ばに下げた。ただ、本日アジア市場で国内勢の押し目買いが観測された。

ランチタイムの日経平均先物はプラス圏を維持し、日本株高継続を期待した円売りが観測される。ただ、今晩の欧州中銀(ECB)理事会や英総選挙の結果を見極める展開で、様子見ムードのなかレンジ取引が続きそうだ。

ここまでの取引レンジは、ドル・円は108円46銭から108円57銭。ユーロ・円は120円76銭から120円87銭、ユーロ・ドルは1.1129ドルから1.1137ドルで推移した。

【要人発言】

・雨宮日銀副総裁

「最も注意が必要なのは世界経済を中心とした物価・経済の下振れリスク」

「モメンタムが損なわれる恐れが高まる場合、ちゅうちょなく追加緩和」

【経済指標】

・日・10月機械受注(船舶・電力を除く民需):前月比-6.0%(予想:+0.5%、9月:-2.9%)

《MK》

提供:フィスコ

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