スターティアHは一段高、AR作成ソフトに空間認識機能を追加
スターティアホールディングス<3393>が後場一段高となっている。同社は6日、子会社のスターティアラボが提供するアプリ不要のAR(拡張現実)作成ソフト「LESSAR(レッサー)」で、ARマーカーがなくてもARコンテンツを表示できる新機能「空間認識機能」の提供を開始したと発表。これが材料視されているようだ。
これまで「LESSAR」で作成したARを閲覧するには、Webブラウザ経由でARマーカーを読み取る必要があったが、空間認識機能ではARマーカーを読み取る必要がなく、Webブラウザを床やテーブルなどにかざすと自動的に平面を認識し、画面越しに仮想の物体やキャラクターを表示させることが可能。これにより、スマートフォンさえあれば家具などを室内に配置した場合のイメージをARで体験できるようになることから、同社では家電・家具メーカーやECサイトでの需要、及び観光地やイベントなどでの活用を見込んでいる。