伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (1月8日記)

市況
2020年1月8日 8時26分

日経平均株価は、昨晩のNYダウが反落した動きを映して、寄り付き値が下放れて始まる公算です。

寄り付きでの下放れは、昨年12月17日の高値2万4091円が天井になって、すでに下降の流れへ入っていることを再確認する動きになります。

本日は寄り付きで価格が下放れる場合、そのまま下げの流れへ入り、昨日の安値2万3299円以下を目指す動きになる公算です。

弱気の見方が正しければ、昨日の反発幅の大きさは、目先の下げ余地が十分にあることを示すサインになります。

これまで、昨年11月の安値2万2726円付近で下値を支えられる可能性を考えておく必要がありましたが、本日以降、下降を開始した後は、2万2726円が通過点に過ぎないという見方に変わります。

情報提供:パワートレンド=伊藤智洋のPower Trend

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【伊藤智洋 プロフィール】

1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(日本実業出版社)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。

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