新興市場銘柄ダイジェスト:協和コンサルは急落、ウィルズが一時ストップ高

材料
2020年1月20日 16時36分

<4482> ウィルズ 4540 +515

一時ストップ高。19年12月期の営業利益を従来予想の2.70億円から3.10億円(前期実績1.10億円)に上方修正。顧客企業の株主数増加で「プレミアム優待倶楽部」の株主優待ポイントが拡大したことに加え、機関投資家マーケットプラットフォームの「IR-navi」の契約者数が伸び、計画を上回る見込み。年間配当を従来予想の無配から10.00円(上場記念配当10.00円。前期実績は無配)に増額修正。

<9647> 協和コンサル 4490 -560

急落。20年11月期の営業利益予想を前期比4.2%減の2.60億円と発表している。人的投資を継続することに加え、再生可能エネルギー関連で積極的に経営資源を投入することから慎重な経営判断をしたとしている。同時に発表した19年11月期の営業利益は17.8%増の2.71億円で着地した。

<9270> SOU 2363 +17

3日ぶり反発。グループ企業の香港法人STAR BUYERS LIMITEDが海外関連事業の促進・強化に向け、フランス、シンガポール、中国での現地法人設立を決定したと発表。今春の事業開始を目指し、準備を開始する。フランスとシンガポールで近隣国の業者開拓推進を図るほか、中国では小売店舗及びECサイトへの流入サポートをメインにスタートし、中国本土でのラグジュアリーリユース品の売買に向けた準備を行う。

<7501> ティムコ 596 +6

昨年来高値。20年11月期の営業損益予想を0.42億円の黒字と発表している。フィッシング事業でブランド力の強化とネット活用で収益性向上を図るほか、アウトドア事業では衣料ブランド「フォックスファイヤー」の商品力を強化するなどし、黒字転換を目指す。19年11月期の営業損益は0.04億円の赤字で着地した。台風などで釣り場環境が悪化したことに加え、暖冬で防寒衣料が低迷したことが響いた。

<4596> 窪田製薬HD 309 +11

急伸。米航空宇宙局NASAが27-30日(日本時間28-31日)に開催するワークショップに参加すると発表。100%子会社が開発中の超小型眼科診断装置Swept Source-OCTプロジェクトの進捗を報告する。窪田良会長が参加し、ディープスペースミッションに向けた同装置開発の最新情報の発表と操作デモを行う予定。ワークショップ参加発表を受け、プロジェクトの進捗に対する期待が高まっている。

<3558> ロコンド 1059 +87

大幅続伸。完全子会社のMisuzu & Co.を3月1日に吸収合併すると発表。オムニ戦略の実現や業務のデジタル効率化などを加速させ、グループとしてブランド力の向上を図るとしている。株価が200日移動平均線を上回ったことも投資資金の流入につながったようだ。

《ST》

提供:フィスコ

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