28日の株式相場見通し=大幅続落、新型肺炎の感染拡大を背景とした米株急落に追随
28日の東京株式市場は、日経平均は大幅続落となり、日経平均は2万3000円大台割れも視野に入る売り圧力の強い地合いが想定される。新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大が続いており、これを引き続き嫌気する流れにあり、前日の米国株市場ではNYダウが一時550ドル近く下げるなど波乱の様相を呈している。これを受けて東京市場でも主力株をはじめ広範囲に売り込まれる状況が予想される。一方、個別に新型肺炎の対策関連銘柄は局地的に物色人気が集中する展開が続きそうだ。
27日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比453ドル93セント安の2万8535ドル80セントと大幅安で5日続落。ナスダック総合株価指数は、同175.602ポイント安の9139.310だった。
日程面では、12月の企業向けサービス価格指数、40年物国債の入札など。海外では、FOMCが開催(~29日)。また、12月の米耐久財受注、11月の米S&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数、1月の米消費者信頼感指数など。