東京株式(前引け)=続伸、新型肺炎警戒も米株急伸と円安など好感

市況
2020年2月5日 11時48分

5日前引けの日経平均株価は前営業日比265円41銭高の2万3350円00銭と大幅続伸。前場の東証1部の売買高概算は6億4233万株、売買代金概算は1兆1584億4000万円。値上がり銘柄数は1701、対して値下がり銘柄数は377、変わらずは78銘柄だった。

きょう前場の東京市場は前日の米株高を引き継ぐ形でリスク選好の地合いとなり、日経平均は朝方から大きく上値を伸ばす格好となった。新型肺炎の感染拡大に対する警戒感はくすぶるものの、中国人民銀行の大量の資金供給に加え、政府当局による財政投入に伴う景気刺激策への期待感が買いを後押ししている。外国為替市場で1ドル=109円台半ばとドル高・円安に推移していることや中国・上海株が前日に続き上昇していることなども投資家心理の改善につながっている。

個別では任天堂<7974>が堅調、東京エレクトロン<8035>、キーエンス<6861>も値を上げた。ローム<6963>が買われ、富士通<6702>も物色人気が続いている。日本曹達<4041>が値上がり率トップに買われ、日本ユニシス<8056>、タマホーム<1419>も人気。半面、NTTデータ<9613>が大きく売られ、レーザーテック<6920>も軟調。システナ<2317>が急落、エディオン<2730>も大幅安。日本エアーテック<6291>も安い。

出所:MINKABU PRESS

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