TDCソフト---3Q増収、各事業分野の成長戦略が堅調に推移

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2020年2月5日 18時16分

TDCソフト<4687>は4日、2020年3月期第3四半期(19年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比6.2%増の198.38億円、営業利益が同8.2%減の15.75億円、経常利益が同10.0%減の16.26億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同9.6%減の10.76億円となった。

当第3四半期累計期間の業績は、各事業分野の成長戦略が堅調に推移し、売上高は増収となったが、次世代型システムインテグレーターの実現に向け、構造改革や高付加価値SIサービス創出に対する投資として、エンタープライズ・アジャイル市場におけるコンサルティングサービスの提供や、ローカル5G分野でのサービス提供に向けたLTE-X社との資本・業務提携締結など、高収益化に向けた施策を積極的に推進したことで販売管理費が増加し、各利益は減益となった。

アプリケーション開発分野(金融)の 売上高は前年同期比12.2%増の112.00億円となった。保険業及びクレジット業向けの大型システム開発案件が堅調に推移した。

アプリケーション開発分野(法人)の 売上高は前年同期比1.6%増の42.90億円となった。流通業向けの開発案件等が堅調に推移した。

ソリューション分野(インフラ・ネットワーク)の売上高は前年同期比6.0%減の25.86億円となった。製造業向けのITインフラ構築案件が堅調に推移したものの、官公庁や非製造業向け案件が減少した。

ソリューション分野(パッケージ等)の売上高は前年同期比2.3%増の17.61億円となった。CRM等のクラウド関連ソリューションが堅調に推移した。

2020年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比1.5%増の270.00億円、営業利益が同2.0%増の22.00億円、経常利益が同0.1%増の22.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同1.4%増の14.90億円とする期初計画を据え置いている。

《ST》

提供:フィスコ

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