ホシデンが反発、20年3月期営業利益及び配当予想を上方修正

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2020年2月10日 9時08分

ホシデン<6804>が反発している。前週末7日の取引終了後、20年3月期の連結業績予想について、営業利益を80億円から110億円(前期比4.0%減)へ、純利益を60億円から85億円(同20.6%減)へ上方修正したことが好感されている。

アミューズメント関連向けをはじめ、移動体通信関連向けや自動車関連向けが想定を下回る見通しであることから、売上高は2450億円から2130億円(同8.8%減)へ下方修正したものの、減価償却費が想定を下回ることに加えて、一時的に高収益の製品が好調であることから利益は上振れるとしている。

また同時に、従来10円を見込んでいた期末配当について、特別配当5円を加えて15円にすると発表しており、これも好材料視されている。年間配当は25円(従来予想20円)となり、前期実績と同額になる予定だ。

なお、第3四半期累計(19年4~12月)決算は、売上高1657億9400万円(前年同期比16.7%減)、営業利益98億3200万円(同5.6%増)、純利益80億2400万円(同6.4%減)だった。

出所:MINKABU PRESS

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