国際石開帝石が高い、19年12月期決算をポジティブ評価
国際石油開発帝石<1605>が高い。同社が12日取引終了後に発表した19年12月期(19年4~12月)の連結純利益は1235億5000万円と市場予想(1000億円前後)を上回った。年間配当も従来予想の27円から30円に引き上げた。オーストラリアの液化天然ガス(LNG)事業「イクシス」が想定以上に好調だった。また、20年3月期の同利益は1450億円とほぼ市場予想並みだが、配当予想は36円と連続増配を発表。アナリストからは「ポジティブな内容」と評価する声が出ている。一方、12日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の期近物が前日比1.23ドル高の1バレル=51.17ドルに上昇した。新型肺炎への警戒感が後退し、原油需要減少への懸念が薄らいだ。これを受け、石油資源開発<1662>も上昇している。