アルヒが一時23%高、20年3月期最終利益を上方修正
アルヒ<7198>は3日続伸し、一時前日比23.2%高の2118円に買われた。12日の取引終了後に20年3月期の連結業績予想について、税引き前利益を70億2000万円から71億2000万円(前期比13.7%増)へ、純利益を48億5000万円から49億円(同13.6%増)へ上方修正しており、これが好感されているようだ。
債権管理回収業務関連などが計画を下回っていることから売上高は272億5000万円から260億円(同9.0%増)へ下方修正した。ただ、オリジナル商品の「ARUHIスーパーフラット」が顧客のニーズを捉え、ファイナンス業務関連収益が好調に推移したことが業績拡大に貢献する見込み。
同時に発表された第3四半期業績は、売上高195億6200万円(前年同期比10.5%増)、税引き前利益61億5400万円(同25.1%増)、純利益42億2300万円(同23.9%増)だった。