話題株ピックアップ【夕刊】(3):シチズン、荏原、凸版

注目
2020年2月13日 15時19分

■シチズン時計 <7762>  493円  -51 円 (-9.4%)  本日終値

12日に決算を発表。「今期経常を42%下方修正、配当も12円減額」が嫌気された。

シチズン時計 <7762> が2月12日大引け後(15:00)に決算を発表。20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比46.6%減の124億円に落ち込んだ。業績悪化に伴い、従来12円を計画していた下期配当は見送る方針とした。年間配当は12円(前期は20円)となる。

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■サンリオ <8136>  2,016円  -204 円 (-9.2%)  本日終値

12日に決算を発表。「4-12月期(3Q累計)経常が28%減益で着地・10-12月期も32%減益」が嫌気された。

サンリオ <8136> が2月12日大引け後(16:00)に決算を発表。20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比27.9%減の33億円に減り、通期計画の50億円に対する進捗率は66.1%にとどまり、5年平均の81.1%も下回った。

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■荏原 <6361>  3,105円  -305 円 (-8.9%)  本日終値

12日に決算を発表。「今期経常は28%減益へ」が嫌気された。

荏原 <6361> が2月12日大引け後(15:00)に決算を発表。19年12月期の連結経常利益は前の期比13.7%増の355億円に伸びたが、20年12月期は前期比28.3%減の255億円に減る見通しとなった。

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■丸一鋼管 <5463>  2,853円  -277 円 (-8.9%)  本日終値

12日に決算を発表。「今期経常を6%下方修正、配当も4円減額」が嫌気された。

丸一鋼管 <5463> が2月12日大引け後(15:30)に決算を発表。20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比25.3%減の130億円に減った。業績悪化に伴い、今期の年間配当を従来計画の107.5円→103.5円(前期は74円)に減額修正した。

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■凸版印刷 <7911>  2,045円  -164 円 (-7.4%)  本日終値

12日に決算を発表。「4-12月期(3Q累計)経常は6%増益も対通期進捗は過去平均を下回る」が嫌気された。

凸版印刷 <7911> が2月12日大引け後(15:00)に決算を発表。20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比5.7%増の300億円に伸びたが、通期計画の610億円に対する進捗率は49.3%にとどまり、5年平均の57.9%も下回った。

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■ユニプレス <5949>  1,323円  -106 円 (-7.4%)  本日終値

12日に決算を発表。「今期経常を34%下方修正」が嫌気された。

ユニプレス <5949> が2月12日大引け後(16:30)に決算を発表。20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比73.3%減の38.7億円に大きく落ち込んだ。併せて、通期の同利益を従来予想の100億円→66億円(前期は209億円)に34.0%下方修正し、減益率が52.4%減→68.6%減に拡大する見通しとなった。

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■石原産業 <4028>  884円  -69 円 (-7.2%)  本日終値

12日に決算を発表。「4-12月期(3Q累計)最終が赤字転落で着地・10-12月期も赤字転落」が嫌気された。

石原産業 <4028> が2月12日大引け後(15:00)に決算を発表。20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終損益は12.3億円の赤字(前年同期は42.7億円の黒字)に転落した。

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■ユーザベース <3966>  2,122円  -153 円 (-6.7%)  本日終値

12日に決算を発表。「前期最終は赤字転落で着地・10-12月期(4Q)最終は赤字転落、今期業績は非開示」が嫌気された。

ユーザベース <3966> [東証M] が2月12日大引け後(15:00)に決算を発表。19年12月期の連結最終損益は16.2億円の赤字(前の期は6.1億円の黒字)に転落した。なお、20年12月期の業績見通しについては売上高(155億円)、配当(無配)以外は開示しなかった。

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■OBARA GROUP <6877>  3,395円  -240 円 (-6.6%)  本日終値

12日に決算を発表。「10-12月期(1Q)経常は36%減益で着地」が嫌気された。

OBARA GROUP <6877> が2月12日大引け後(17:00)に決算を発表。20年9月期第1四半期(10-12月)の連結経常利益は前年同期比35.9%減の18.7億円に落ち込み、10-3月期(上期)計画の46億円に対する進捗率は40.7%にとどまり、5年平均の50.7%も下回った。

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■シマノ <7309>  16,580円  -1,150 円 (-6.5%)  本日終値

シマノ<7309>が急落。株価は一時、前日に比べ8%強下落した。同社は12日取引終了後、19年12月期の決算発表を実施。前期の連結営業利益は前期比3.5%増の680億円1000万円と会社計画(670億円)を上回って着地した。ただ、20年12月期の同利益は前期比1.0%増の687億円と微増益の予想。市場では750億円前後の利益を見込んでいたことから、失望売りが膨らんだ。もっとも、アナリストからは「今期見通しは保守的」との見方も出ており、業績上振れを期待する見方も出ている。

■昭和ホールディングス <5103>  82円  +30 円 (+57.7%) ストップ高   本日終値

昭和ホールディングス<5103>は急動意しストップ高の82円に買われた。12日の取引終了後、Jトラスト<8508>傘下のJトラスト・アジア(シンガポール)が昭和HD子会社のグループ・リース・ホールディングスに対して提訴していた賠償請求申し立てについて、同日付でシンガポールの裁判所が棄却し、グループ・リースが勝訴したことを発表しており、これが好感されているようだ。Jトラスト・アジアは、シンガポールにおいて、グループ・リース及び同社グループではないそのほか5社に対し、最低2億1000万ドル(約230億円)の損害賠償を請求していた。

■YMRH <6274>  619円  +100 円 (+19.3%) ストップ高   本日終値

ヤマハモーターロボティクスホールディングス <6274> がストップ高。12日大引け後、親会社のヤマハ発動機 <7272> がTOB(株式公開買い付け)を実施し、完全子会社化を目指すと発表したことが買い材料視された。TOB価格が前日終値を44.5%上回る1株750円とあって、本日の株価はこれにサヤ寄せする形で買い気配値を切り上げた。買付期間は2月13日から4月10日まで。TOBが成立した場合、同社株は上場廃止となる見通し。

●ストップ高銘柄

ウェッジHD <2388>  160円  +50 円 (+45.5%) ストップ高   本日終値

京写 <6837>  414円  +80 円 (+24.0%) ストップ高   本日終値

テモナ <3985>  628円  +100 円 (+18.9%) ストップ高   本日終値

など、12銘柄

●ストップ安銘柄

富士山マガジンサービス <3138>  1,040円  -300 円 (-22.4%) ストップ安   本日終値

ブイキューブ <3681>  575円  -100 円 (-14.8%) ストップ安   本日終値

Aiming <3911>  578円  -100 円 (-14.8%) ストップ安   本日終値

など、5銘柄

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