東京株式(前引け)=続落、一時300円超下落するも下げ渋る

市況
2020年2月17日 11時46分

17日前引けの日経平均株価は前営業日比150円56銭安の2万3537円03銭と続落。前場の東証1部の売買高概算は6億1761万株、売買代金概算は1兆296億7000万円。値上がり銘柄数は269、対して値下がり銘柄数は1839、変わらずは52銘柄だった。

きょう前場の東京市場は新型肺炎の感染拡大が中国で続くほか、国内でも警戒感が強まっており、全体相場は前週末に続き下値を試す展開となった。寄り前発表の19年10~12月期の実質GDP速報値が市場コンセンサスを下回ったことが下げを助長し、日経平均は一時350円あまりの大幅安に売られたが、その後は値ごろ感からの押し目買いや買い戻しが利いて下げ渋った。中国や香港などアジア株がしっかりした動きをみせたことが投資家の過度な不安心理を後退させた。ただ、東証1部全体の85%強の銘柄が下落する見送りムードの強い相場であることに変わりはない。

個別ではソニー<6758>が売られたほか、日産自動車<7201>も下値模索が続く。ファーストリテイリング<9983>、オリエンタルランド<4661>、資生堂<4911>なども値を下げた。マイネット<3928>がストップ安、インフォマート<2492>も一時値幅制限いっぱいに売られた、イーソル<4420>、日機装<6376>も大幅安。半面、ソフトバンクグループ<9984>、任天堂<7974>がしっかり。大幸薬品<4574>、ユニ・チャーム<8113>などが大きく買われたほか、アイ・エス・ビー<9702>も値を飛ばした。ブイキューブ<3681>も物色人気。

出所:MINKABU PRESS

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