外為サマリー:1ドル109円90銭台で推移、ユーロは対ドルや対円で売り優勢

通貨
2020年2月19日 10時16分

19日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=109円91銭前後と前日午後5時時点に比べ20銭強のドル高・円安となっている。

18日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=109円87銭前後と3連休前の14日に比べて10銭弱のドル高・円安で取引を終えた。この日に発表された2月のニューヨーク連銀製造業景気指数が市場予想よりも強い結果となったことを受け、一時109円95銭まで上昇した。

米景気の底堅さが確認できたとして、東京市場に移ってからもドル買い・円売りが優勢。前日に米アップルの1~3月期売上高予想未達見通しをきっかけに広がったリスクオフの巻き戻しもあり、午前9時過ぎにはニューヨーク市場でつけた高値にツラ合わせした。心理的な節目である110円ラインでの売り圧力が意識され一段と上値を追う動きには至っていないが、日経平均株価の反発や時間外取引でのNYダウ先物の上昇が下支えとなるかたちで堅調な展開となっている。一方、ユーロがドルや円に対して軟調で、前日に発表されたドイツの2月ZEW景況感調査が大きく悪化したことが影響しているようだ。

ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0798ドル前後と同0.0030ドル強のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=118円64銭前後と同20銭弱のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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