NY外為:ドル売り強まる、米10年債利回りは過去最低へ、ダウ300ドル超安

市況
2020年2月26日 1時13分

NY外為市場ではドル売りが強まった。新型肺炎の世界的な拡大が成長を抑制するとの見方が根強くさらに、朝方発表された2月リッチモンド連銀製造業指数や2月消費者信頼感指数が予想を下回ったため米国経済への懸念も強まった。

米国の年内の追加利下げ観測も一段と強まり、米10年債利回りは過去最低水準である1.318%を付けた。ダウは300ドル超下落。

ドル・円は110円67銭から110円01銭まで下落し心理的節目である110円を試す展開となった。ユーロ・ドルは1.0832ドルから1.0866ドルまで上昇。

米国の2月リッチモンド連銀製造業指数は‐2と、予想外に昨年12月来のマイナスに再び落ち込んだ。コンファレンスボードが発表した米2月消費者信頼感指数も130.7と、予想132.2を下回った。1月分も130.4へ131.6から下方修正された。消費は米国経済の7割を占めるため、消費の鈍化は成長減速を示唆する。

《KY》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.