NY為替:新型肺炎の感染拡大で世界リセッションリスク

通貨
2020年2月28日 7時36分

27日のニューヨーク外為市場でドル・円は110円35銭まで上昇後、109円56銭まで反落して109円58銭で引けた。米国の1月耐久財受注速報値、1月中古住宅販売成約指数、2月カンザスシティ連銀製造業活動が軒並み予想を上回ったためドル・買いが優勢となった。その後、世界的な新型肺炎の拡大で経済が景気後退に陥るとの懸念や企業の業績を引き下げるとの警戒感が強まり株安に連れたリスク回避の円買い、早期の利下げ観測に伴うドル売りに拍車がかかった。

ユーロ・ドルは、1.0959ドルから1.1006ドルまで上昇して1.1002ドルで引けた。ユーロ・円は120円35銭から121円04銭まで上昇。ポンド・ドルは1.2917ドルまで上昇後、1.2865ドルまで下落した。英国と欧州連合(EU)との貿易交渉が行き詰まるとの懸念を受けたポンド売りに上値が抑制された。ドル・スイスは0.9675フランまで下落後、0.9728フランへ上昇した。

《MK》

提供:フィスコ

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