東京株式(前引け)=反発、「スーパーチューズデー」開票を横目に買い戻し

市況
2020年3月4日 11時47分

4日前引けの日経平均株価は前営業日比74円26銭高の2万1156円99銭と反発。前場の東証1部の売買高概算は7億2423万株、売買代金概算は1兆2084億9000万円。値上がり銘柄数は1042、対して値下がり銘柄数は1030、変わらずは88銘柄だった。

きょう前場の東京市場は、朝方は大きく売り優勢で始まったが、その後日経平均は戻り足に転じプラス圏で着地した。前日の米国株市場ではFRBの緊急利下げにも関わらず、NYダウが急反落となり、東京市場でも朝方はリスク回避ムードが強かった。ただ、その後は押し目買いや買い戻しが優勢となった。米国の民主党候補予備選「スーパーチューズデー」の開票で中道派のバイデン氏が複数の州で勝利を確実にしたと伝わったことを受け、先物主導で買い戻す動きが活発化した。値上がりと値下がり銘柄数はいずれも1000に乗せ、拮抗している。

個別ではファーストリテイリング<9983>が高く、任天堂<7974>も堅調。KDDI<9433>、NTTドコモ<9437>なども買いが優勢。富士通<6702>も上値指向。ジーンズメイト<7448>が急伸、ツクイ<2398>も大幅高。ネットワンシステムズ<7518>、オルトプラス<3672>なども上昇した。半面、ソフトバンクグループ<9984>が軟調、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも売られる。信越化学工業<4063>も売りに押された。KeePer技研<6036>、シンクロ・フード<3963>などが大幅安、スター精密<7718>も値を下げた。

出所:MINKABU PRESS

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