個人投資家・有限亭玉介:新型肺炎拡大を背景に物色を受けた銘柄群【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2020年3月3日13時に執筆
株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
この度は『新型肺炎拡大を背景に物色を受けた銘柄群』というテーマで寄稿させて頂きますよ。
さて、あたくしのブログでは日々「気になる銘柄」をピックアップし、その後の値動きに対する私観を交えた実況中継などを掲載しております。当記事ではここ最近注目した個別株についてザックリではありますが、ご紹介させて頂きます。
まず初めに紹介致しますのはCHATWORK<4448>です。新型コロナウイルスの流行により、満員電車等の混雑を避ける為に テレワークが推奨されていることから、関連株が注目されております。2月14日に発表された同社の19年12月期決算は営業黒字に浮上、20年12月期については売上総利益が40%以上増加の見通しです。SaaSや働き方改革などのテーマ性を持ち、ビジネスチャットの大手として知られた同社ですが、チャートは上場後より上値の重い展開が続いておりました。大手企業がこの度導入している在宅勤務に注目が集まる中、同社への引き合い増に期待したいところです。
2つ目の銘柄は国内最大級のクラウドソーシングサービスを手がけるクラウドワークス<3900>です。2月14日の決算発表では、マッチング事業への先行投資が響き赤字ではありますが、売上は順調に拡大している様子です。チャートでは昨年3月から下落基調が続きますが、今年に入って徐々にトレンドが変わりつつあるのではないかとみています。コロナウイルス拡大懸念による相場悪化で株価が急落する場面もみられていますが、テレワーク関連としての物色の可能性も見ておきたいですな。
3つ目の銘柄はフマキラー<4998>です。殺虫剤で有名な同社ですが、ウイルス対策スプレーも販売している為、コロナウイルス関連として物色を受けています。1月6日には野村證券が同社の格付けを「買い」とし、目標株価を1450円に設定しました。2月10日の決算発表では、経常利益が赤字幅縮小。家庭用アルコール除菌剤などの需要増を受け、今後業績への寄与もありそうだと見ています。チャート(週足)では上値の重さが感じられますが、業績回復への期待買いも入るか…ですな。基礎研究に強みを持つ同社は、海外でも成長が拡大するか期待したいです。
4つ目の銘柄もオンライン学習関連からピックアップしました。対話型ICT教材である「すらら」を手掛ける、すららネット<3998>です。2月7日に発表された決算は、減益着地とはなりましたが、塾や公立学校、通信制高校等を中心に契約数は堅調に伸ばしております。インドネシアやスリランカ等へ海外展開も進めており、将来的には新たな国を開拓していく方針です。20年12月期はV字回復の予想で、更に下値を切り上げるか監視ですな。
と…ここでご紹介できるのはスペースの関係もあり、以上ではありますが…他にも「注目すべき」とする銘柄は沢山ございます。お時間がありましたらブログを検索して頂ければ幸甚です。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
《SF》