丹青社は大幅3日続落、20年1月期営業利益は計画上振れも想定内
丹青社<9743>は大幅3日続落で連日の昨年来安値更新。前週末6日の取引終了後、集計中の20年1月期連結業績について、営業利益が54億円から56億7000万円(前の期比12.8%増)へ、最終利益が37億5000万円から40億6000万円(同3.5%減)へ上振れて着地したようだと発表したが、全般安に加えて想定の範囲内であったことから、売り優勢の展開となっているようだ。
商業その他施設事業が計画を下回ったことから、売上高は840億円から816億円(同1.3%減)へ下振れて着地したものの、引き続き収益性を重視した受注活動を展開したことが利益を押し上げたとしている。
また、業績予想の修正に伴い、従来20円を予想していた期末配当を22円に増額した。年間配当は42円となり、前の期比4円の増配となる。