ファーマFがS安売り気配、上期営業赤字が大幅に拡大
ファーマフーズ<2929>がストップ安の840円水準でウリ気配となっている。6日の取引終了後に発表した第2四半期累計(19年8月~20年1月)連結決算が、売上高64億5200万円(前年同期比24.4%増)、営業損益15億8500万円の赤字(前年同期2億8800万円の赤字)、最終損益15億3600万円の赤字(同2億4600万円の赤字)となり、営業損益の赤字幅が大幅に拡大したことが嫌気されている。
積極的な広告宣伝投資により、「ニューモ育毛剤」が上期に16万本を出荷するなど大ヒット商品となったことが売上高を牽引した。ただ、引き続き通信販売事業で積極的な広告宣伝投資を行ったことが損益を悪化させた。
なお、20年7月期通期業績予想は、売上高を136億5400万円から145億円(前期比37.7%増)へ上方修正した一方、営業利益は6億8900万円(同19.6%増)を据え置いた。また、最終利益は4億8300万円から5億2300万円(同4.8%増)へ上方修正した。