12日の株式相場見通し=続急落、新型コロナのパンデミック指定でリスクオフ加速

市況
2020年3月12日 8時20分

12日の東京株式市場は、前日に続き大きく下値を試す展開を強いられ1万9000円台を割り込む展開も視野に入りそうだ。世界保健機構(WHO)が11日、新型コロナウイルスをパンデミックに相当すると表明、市場心理が一段と悪化するなかリスク回避の売り圧力が加速する可能性が高い。前日の米国株市場ではNYダウが1400ドルを超える急落となっており、東京市場でもこれを受けて主力株をはじめ広範囲に値を下げる展開が予想される。

11日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比1464ドル94セント安の2万3553ドル22セントと大幅反落。ナスダック総合株価指数は、同392.202ポイント安の7952.051だった。

日程面では、きょうは1~3月の法人企業景気予測調査、2月の国内企業物価指数、2月のオフィス空室率など。このほか、20年物国債の入札がある。海外ではECB理事会の結果とラガルド総裁の記者会見。また2月の米卸売物価指数が発表される。米30年物国債の入札も予定。

出所:MINKABU PRESS

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