1日の株式相場見通し=下値模索続く、非常事態宣言を警戒

市況
2020年4月1日 8時05分

名実ともに新年度入りとなった1日の東京株式市場は売り優勢で引き続き下値模索の地合いとなりそうだ。前日の米国株市場ではNYダウが400ドルを超える下げをみせた。大型景気対策などへの期待感はあるものの、新型コロナウイルスの感染拡大に対する懸念が一段と高まっており、世界景気への影響を警戒したリスク回避の売りが優勢となった。東京市場でもこの流れを引き継ぐ形となりそうだ。非常事態宣言やロックダウンへの警戒感もくすぶるなか、買い向かう動きも限られ、1万8000円台前半での攻防が意識される。

31日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比410ドル32セント安の2万1917ドル16セントと反落。ナスダック総合株価指数は、同74.053ポイント安の7700.098だった。

日程面では、きょうは3月の日銀短観、3月の新車販売、軽自動車販売など。海外では3月のADP全米雇用リポート、3月の米ISM製造業景況感指数、2月の米建設支出、2月のユーロ圏失業率など。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.