東京株式(前引け)=続落、新型コロナへの懸念高まるなか売り優勢

市況
2020年4月1日 11時51分

1日前引けの日経平均株価は前営業日比177円03銭安の1万8739円98銭と続落。前場の東証1部の売買高概算は6億2934万株、売買代金概算は1兆381億6000万円。値上がり銘柄数は776、対して値下がり銘柄数は1320、変わらずは68銘柄だった。

新型コロナウイルスの世界的な感染拡大に対する懸念が日増しに高まっており、前日の米株安を受け東京市場でも売り優勢の地合いとなった。寄り前に発表された3月の日銀短観は大企業製造業DIが7年ぶりにマイナスとなるなど国内景況感の落ち込みが明らかとなり、事前の市場コンセンサスは上回ったものの、投資家心理の冷え込みを助長している。ただ、下値では値ごろ感からの押し目買いや買戻しが入り、朝方に1万8500円台まで売り込まれた後は下げ渋る展開となった。

個別では任天堂<7974>が高く、トヨタ自動車<7203>も堅調。富士フイルムホールディングス<4901>も堅調。ブイキューブ<3681>は商いを伴い値上がり率トップに買われた。セグエグループ<3968>も値を飛ばした。半面、ソニー<6758>が軟調、NTTドコモ<9437>も売りに押された。ダブルスタンダード<3925>は急落、ダイトウボウ<3202>も値を下げた。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.