NY為替:米国の第4弾支援策や早期経済再開期待でリスクオン

通貨
2020年4月9日 6時59分

8日のニューヨーク外為市場でドル・円は109円10銭まで上昇後、108円60銭まで反落して108円85銭で引けた。新型ウイルス対処で、米国が第4弾支援策を検討していることや、感染症の専門家で、米政権のコロナウイルス対策本部の主要メンバーのひとりであるファウチ氏が現時点での死亡者数が従来予想されていた20万人を下回る可能性がありピークに近いとの考えを示したため早期の経済再開への期待にリスク選好の動きが強まった。株式相場の失速で一時リスク選好の動きが後退したが、協調減産の可能性を期待した原油高や民主党候補サンダース氏の大統領選撤退を受けた株高に連れ、リスク選好の動きが再燃して引けた。

ユーロ・ドルは、1.0888ドルまで上昇後、1.0850ドルまで下落して1.0855ドルで引けた。経済支援策を巡りユーロ圏の財務相が合意ができず失望感からユーロ売りに拍車がかかった。ユーロ・円は118円69銭まで上昇したのち、117円94銭まで下落。ポンド・ドルは1.2354ドルから1.2420ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.9690フランから0.9724フランまで上昇した。

《MK》

提供:フィスコ

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