10日の株式相場見通し=買い優勢、米株高受け続伸も上値は限定的か

市況
2020年4月10日 8時12分

10日の東京株式市場は、前日の米株高を受け買い優勢の展開が想定されるが、戻り売り圧力も意識され買い一巡後は値を消す可能性もある。米国株市場ではFRBによる緊急の資金供給策決定を好感して買われたが、新型コロナウイルスの感染拡大を背景とした実勢経済への影響は織り込み切れておらず、日経平均は今週に入ってから急速に水準を切り上げてきただけに、その反動も意識される場面だ。

9日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比285ドル80セント高の2万3719ドル37セントと続伸。ナスダック総合株価指数は、同62.672ポイント高の8153.575だった。

日程面では、きょうはオプションSQ算出日。3月の企業物価指数と3月の貸出・預金動向など。海外では、3月の中国消費者物価指数(CPI)、3月の中国生産者物価指数(PPI)。また、3月の米CPI、3月の米財政収支も発表される。欧米やアジアの主要株市場は休場となる。

出所:MINKABU PRESS

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