エヌピーシーは急伸、第2四半期営業利益は1億6400万円に上振れ
エヌ・ピー・シー<6255>は急伸。13日の取引終了後、第2四半期累計(19年9月~20年2月)連結決算を発表。売上高21億9400万円(前年同期比7.6%増)、営業利益1億6400万円(同31.6%減)、純利益1億4000万円(同38.7%減)となり、営業利益は従来予想の7000万円に対して大幅に上振れて着地したことが好感されている。
米国の太陽光パネルメーカーからの既設ラインの増設や太陽電池業界以外でのFA装置の売り上げ計上で売上高が伸長したほか、作業効率の向上などによる人件費の減少が寄与した。また、研究開発費や貸倒引当金などが予定より減少したことも利益を押し上げた。
なお、20年8月期通期業績予想は、売上高82億3400万円(前期比19.7%増)、営業利益8億1300万円(同18.4%増)、純利益7億円700万円(同4.0%増)の従来見通しを据え置いた。