東名がS高、今期初配当実施と上期業績拡大を好感
東名<4439>がストップ高に買われている。13日取引終了後に発表した20年8月期上期(19年9月~20年2月)の連結経常利益は前年同期比47.3%増の4億9200万円に拡大して着地。併せて、従来無配としていた期末一括配当は初配当となる10円を実施する方針としたことが好材料視された。
業績は6日に上方修正した従来予想と同値での着地となった。主力の光回線を中心とした通信環境サービス「オフィス光119」の契約保有回線数が堅調に推移したうえ、既存顧客の解約抑止に注力したことで解約違約金の費用負担が減少し、これに伴い人件費と採用費も想定を下回った。上期は新型コロナウイルスの感染拡大による業績への影響はなかったとしたことも評価材料となっているようだ。