16日の株式相場見通し=売り優勢、米経済指標の大幅悪化でリスク回避
16日の東京株式市場は、売り優勢の展開となり日経平均は続落となりそうだ。前日の米国株市場では大方の予想を上回る経済指標の落ち込みを受け、NYダウが一時700ドルを超える急落となるなどリスクオフの流れが強まった。これを引き継ぐ形で東京市場でも主力株をはじめ広範囲に売り圧力が及びそうだ。原油市況が1バレル=20ドル台を割り込み18年ぶりの安値圏に売り込まれたことも市場心理にネガティブに働く。日経平均は1万9000円台前半で売り買いを交錯させる展開が予想される。
15日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比445ドル41セント安の2万3504ドル35セントと急反落。ナスダック総合株価指数は、同122.565ポイント安の8393.176だった。
日程面では、きょうは3月の首都圏・近畿圏マンション販売。海外では3月の米住宅着工件数・建設許可件数、4月の米フィラデルフィア連銀製造業景況指数など。