伊藤智洋が読むマーケット・シナリオ【週間展望】 4月26日版(1)
1.NYダウ、9月頃までの最高値をつける展開に向かう公算
前回、米国で新型コロナウイルスの感染拡大がピークをつけて、都市封鎖解除への兆しが出てきたことで、 NYダウは20日以降、今年前半に上げられる値位置まで一気に上昇する可能性があると書きました。
実際の価格は20日に反落して、その後、2万3500ドルを前後した保ち合いの動きとなっています。想定の通りの展開になっていませんが、現時点では今年前半の全ての買い材料が見えてきたことで、目先は本年前半の最高値を目指す展開になると考えられます。
前回は都市封鎖の解除を先取りする格好で上昇すると見ましたが、そうなりませんでした。現在は、具体的なメドが立った時点で価格が動き出すという見方に変更しています。その時期は、5月上旬頃だと見ています。
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