株価指数先物【昼のコメント】225型への資金流入が中心、ゴールデンウイーク明け後のギャップアップ期待

市況
2020年4月30日 12時09分

日経225先物は11時30分時点、2万280円(+2.37%)前後で推移。シカゴ先物にサヤ寄せする形で始まり、寄り付きは2万320円となり、その後2万330円をつけた後は売り買いが交錯し、10時50分には2万170円まで上げ幅を縮める場面もあった。ただし、指数インパクトの大きい値がさ株の強い値動きが続くなど、225型のインデックス買いが断続的に入っており、前引けにかけて再び高値圏での推移となった。中国の4月の製造業PMIは50.8に低下したが、2カ月連続で50を超えていることを材料視する動きもみられた。

前引けの TOPIXは1.49%の上昇であるため、後場は日銀のETF買い入れは入らないだろう。もっとも、前引けの 日経平均の上昇率が2.58%とTOPIXを上回る上昇であり、本日は225型への資金流入が中心。日経225先物はシカゴ先物の高値には届いていないが、上値の重さを嫌気する流れにはなっていない。反対にゴールデンウイーク明け後のギャップアップが意識される状況であり、VIX指数の低下をみても、ショートカバーが入りやすい需給状況。さらに、ギャップアップを想定して、若干ロングポジションを積み上げる動きも意識されそうである。なお、需給要因では大引けにTOPIX型のリバランス需給が発生する。

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