カヤックがカイ気配スタート、第1四半期営業利益は黒字転換
カヤック<3904>がカイ気配スタートとなっている。14日の取引終了後に発表した第1四半期(1~3月)連結決算が、売上高24億円(前年同期比72.3%増)、営業利益1億2600万円(前年同期1億1600万円の赤字)、最終利益8700万円(同9700万円の赤字)となったことが好感されている。
主力のゲーム事業で、「Park Master」のダウンロード数が全世界で3200万を超えるなど好調に推移したことに加えて、子会社カヤックアキバスタジオでの受託ゲーム開発が拡大基調にあることも寄与した。また、新型コロナウイルスの感染拡大予防による政府のイベント中止・延期要請を受けて、オンライン上でのゲームイベントが拡大していることから、ゲームコミュニティー事業も好調だった。
なお、20年12月期通期業績予想は、売上高71億円(前期比11.2%増)、営業利益2億円(前期5億3500万円の赤字)、最終利益7000万円(同3億400万円の赤字)の従来見通しを据え置いている。