データHRが急反騰、データヘルス関連の受注好調で第3四半期経常は黒字浮上
データホライゾン<3628>が急反騰している。株価は一時前日比22%高の2496円まで上昇した。14日取引終了後に発表した20年6月期第3四半期累計(19年7月~20年3月)の連結決算で経常損益が2億200万円の黒字(前年同期1億4900万円の赤字)に浮上して着地したことが好材料視された。
保険者向けのデータヘルス関連サービスで既存顧客からの追加受注や新規顧客の獲得が好調だったほか、福祉事務所向けも生活保護システム分野で実績のある北日本コンピューターサービスとの提携効果で受注を伸ばし、売上高は前年同期比34.2%増の18億3500万円と大幅増収を達成した。経常利益の通期計画(2億1600万円)に対する進捗率は93.5%となり、業績上振れが期待される。