品川リフラクトリーズ---20年3月期は売上高微減も、エンジニアリング事業は増収増益
品川リフラクトリーズ<5351>は14日、2020年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比0.1%減の1,189.73億円、営業利益が同6.2%減の95.97億円、経常利益が同7.6%減の98.44億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同10.8%減の55.50億円となった。
耐火物及び関連製品事業の売上高は前期比3.4%減の899.30億円、セグメント利益は同10.6%減の86.41億円となった。国内粗鋼生産量の減少により耐火物販売数量が減少した。
エンジニアリング事業の売上高は前期比13.0%増の270.74億円、セグメント利益は同54.3%増の11.77億円となった。コークス炉及び熱風炉大型建設工事の売上を計上した。
不動産・レジャー等事業の売上高は前期比2.3%減の19.68億円、セグメント利益は同2.3%増の10.57億円となった。
2021年3月期通期の連結業績予想については、現時点で合理的な予想数値の算定を行うことが困難であるため未定としている。今後、業績予想の開示が可能となった段階で、速やかに公表する。
《SF》