東京株式(前引け)=前日比60円安、朝高後売りに押され値を消す
15日前引けの日経平均株価は前日比60円75銭安の1万9854円03銭。前場の東証1部の売買高概算は6億1255万株、売買代金は約9872億円。値上がり銘柄数は712、値下がり銘柄数は1379、変わらずは77銘柄だった。
日経平均株価は寄り付きに前日比200円を超える上昇となり2万円を回復してスタートした。前日のNYダウが反発したことが好感された。ただ、買い一巡後は売りが優勢となり、日経平均株価は上昇幅を縮小。午前10時30分過ぎにはマイナス圏に転じた。トランプ米大統領は、中国の新型コロナウイルスへの対応に失望し断交の可能性も示唆したと報じられるなか、米中関係の緊張感の高まりも警戒された。
ソフトバンクグループ<9984>やファーストリテイリング<9983>が安く、トヨタ自動車<7203>や武田薬品工業<4502>が値を下げた。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>も安い。半面、東京エレクトロン<8035>やアドバンテスト<6857>といった半導体関連株が高く、ファナック<6954>やKDDI<9433>が値を上げた。アンジェス<4563>が高く、メドピア<6095>がストップ高。