富士ソフト---1Qは増収・2ケタ増益、主力のSI事業が好調

材料
2020年5月15日 12時00分

富士ソフト<9749>は14日、2020年12月期第1四半期(20年1月-3月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比8.1%増の597.07億円、営業利益が同13.1%増の44.59億円、経常利益が同14.0%増の45.56億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同12.5%増の25.39億円となった。

SI(システムインテグレーション)事業の売上高は前年同期比10.6%増の563.44億円、営業利益は同24.1%増の42.41億円となった。組込系/制御系ソフトウェアは、自動車関連や社会インフラ系が好調に推移したことにより増収となり、自動車関連の原価率の改善により増益となった。業務系ソフトウェアは、流通・サービス・製造業向けを中心に好調に推移した。プロダクト・サービスは、ライセンス販売が好調に推移したものの、高原価率の商品の構成率増加等により減益となった。アウトソーシングは、官公庁向けが好調に推移したものの、流通・サービス向けで収益性の高い運用・保守案件の割合が低下したことにより減益となった。

ファシリティ事業の売上高は前年同期比6.8%減の6.89億円、営業利益は同44.0%減の1.80億円となった。同社及び一部子会社が所有しているオフィスビルの賃貸収入等が減少した。

その他の売上高は前年同期比24.1%減の26.73億円、営業利益は同81.7%減の0.37億円となった。官公庁向け大型BPO事業が減収となった。

2020年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比3.0%増の2,380.00億円、営業利益が同2.5%増の136.00億円、経常利益が同0.7%増の138.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同2.1%増の80.00億円とする期初計画を据え置いている。

《SF》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.