三和ホールディングス---20年3月期は営業利益が増収増益、売上高が過去最高を達成

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2020年5月15日 14時17分

三和ホールディングス<5929>は14日、2020年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比7.4%増の4,401.61億円、営業利益が同8.3%増の342.17億円、経常利益が同10.0%増の334.69億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同3.5%増の216.47億円となった。

国内の売上高は前期比9.5%増の2,404.07億円、セグメント利益は同17.9%増の262.46億円となった。基幹商品である重量シャッターやビル・マンションドアが増加し、また、法定検査に伴うメンテサービス事業が堅調に推移した。また、鈴木シャッターなどの新規連結効果もあった。

北米の売上高は外貨ベースで前期比2.6%増の1,183.98億円、セグメント利益は同2.9%増の90.33億円となった。ドア事業、開閉機事業は堅調に推移したが、自動ドア事業の減収や、為替の影響もあった。

欧州の売上高は外貨ベースで前期比8.6%増の748.97億円、セグメント利益は同3.7%減の36.92億円となった。ガレージドア事業、ヒンジドア事業が好調を維持し、産業用ドアが増加したものの、為替の影響があった。

アジアの売上高は63.95億円、セグメント損失は3.48億円となった。中国、香港、台湾、ベトナムの在外子会社にてシャッター・ドア等の製造・販売を行っており、利益基盤確立のため生産性の向上等に注力した。

2021年3月期通期の連結業績予想については、新型コロナウイルスによる影響を考慮し、売上高が前期比11.4%減の3,900.00億円、営業利益が同35.7%減の220.00億円、経常利益が同37.3%減の210.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同42.3%減の125.00億円を見込んでいる。

《SF》

提供:フィスコ

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