レアジョブ---20年3月期は2ケタ増収・大幅な増益、個人向け及び法人・教育機関向けサービス共に会員数が増加
レアジョブ<6096>は14日、2020年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比24.0%増の45.12億円、営業利益が同150.6%増の4.46億円、経常利益が同145.4%増の4.15億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同64.7%増の2.05億円となった。
個人向けサービスについてはマーケティング活動やサービス改善により会員数が前期比で増加した。また、法人・教育機関向けサービスについては営業体制の強化により導入企業数、会員数が前期比で増加した。売上原価は主に会員数の増加に伴うレッスン数の増加や、品質管理及びレッスン供給体制強化等により増加している。一方で、販売費及び一般管理費については、従業員数が前期比で増加したことなどにより人件費が増加しているものの、生産性向上や事業効率化によりコスト効率化を進めた結果、その他の費用の増加は抑制され、収益性が向上している。
2021年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比17.5%増の53.00億円、営業利益が同12.0%増の5.00億円、経常利益が同8.2%増の4.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同31.5%増の2.70億円を見込んでいる。
《SF》