川辺---20年3月期は売上高148.59億円、前期比8.5%減、フレグランス事業のメゾンブランド販売は好調に推移

材料
2020年5月15日 15時04分

川辺<8123>は14日、2020年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比8.5%減の148.59億円、営業損失が1.04億円(前期は2.24億円の利益)、経常利益が同88.3%減の0.43億円、親会社株主に帰属する当期純損失が0.13億円(同2.64億円の利益)となった。

身の回り品事業の売上高は前期比7.6%減となった。ハンカチーフの売上高は前期比6.5%減となった。新ブランドの投入やエコバッグの食料品売場への提案等をはじめとした新規売場への参入で売上構築を図ったが、外的要因によるマイナス影響が大きかった。スカーフ・マフラーの売上高は前期比19.1%減となった。年間を通じて特に売上の大きい秋冬マーケットにおいて暖冬の影響から防寒商材が振るわなかった。タオル・雑貨の売上高は前期比1.6%減となった。TV通販・Eコマースの販売は順調に推移したが、タオル事業の売上不振の影響を補いきれなかった。

フレグランス事業の売上高は前期比13.5%減となった。百貨店に於いて引続きメゾンブランド商品の販売が好調に推移したものの、売上構成比の高いホールセール、及び直営店に於いて同社の主力商品であるラグジュアリーブランド商品の売上不振及び新型コロナウイルス感染拡大の影響により減収となった。

2021年3月期通期の連結業績予想については、現時点で新型コロナウイルス感染症の収束時期及び景気回復が不透明であることから合理的な数値にて開示することが困難であるため、未定としている。合理的に予想可能となった時点で速やかに公表する。

《SF》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.