平山が一時S高、医療機器や食品関連など受注堅調で第3四半期営業利益2.9倍
平山ホールディングス<7781>が急伸し一時、ストップ高の1118円に買わている。前週末15日の取引終了後に発表した第3四半期累計(19年7月~20年3月)連結決算が、売上高174億7200万円(前年同期比14.3%増)、営業利益3億8100万円(同2.9倍)、純利益1億4600万円(同53.3%減)と大幅営業増益となったことが好感されている。
既存インソーシング・派遣事業で医療機器、素材、食品関連分野などを中心に受注が引き続き堅調に推移したことが業績を牽引。また、派遣料改定や大規模請負事業所で自社コンサルタントによる現場改善により利益率を高めたことも寄与した。
なお、20年6月期通期業績予想は、売上高240億円(前期比15.2%増)、営業利益3億円(同48.4%増)、純利益4億円(同9.6%増)の従来見通しを据え置いている。