フィールズがS高、「パチスロ 新鬼武者」など想定上回り20年3月期業績は計画を大幅に上振れ
フィールズ<2767>が急伸し、ストップ高の400円に買われている。前週末15日の取引終了後に発表した20年3月期連結業績が売上高665億8700万円(前の期比31.2%増)、営業利益7億1300万円(前の期18億3200万円の赤字)、最終利益4億9000万円(同6億1400万円の赤字)と黒字転換し、従来予想の営業利益1億円を大きく上回って着地したことが好感されている。
期中に販売を予定していた主力パチスロ機が次期の販売に変更になったことで、今年2月に業績予想の下方修正を発表したが、第4四半期に発売し3月に納品した「パチスロ 新鬼武者」、パチスロ「エヴァンゲリオン フェスティバル」などの販売に注力した結果、販売台数が想定を上回ったことから上振れたという。なお、21年3月期業績予想は、新型コロナウイルス感染症の影響を見極めながら、合理的な予想の開示が可能となった段階で公表するとしている。