コプロHDはS高、21年3月期営業益予想5%増で10円増配へ
建設業界向け人材派遣などを手掛けるコプロ・ホールディングス<7059>がストップ高まで買われている。同社は15日取引終了後に、21年3月期通期の連結業績予想を公表。営業利益見通しを前期比4.9%増の16億7000万円としていることや、年間配当計画を前期比10円増配の70円としていることが好感されているようだ。
売上高は同17.3%増の153億9800万円を見込む。リニア中央新幹線関連や都市開発プロジェクト関連の工事、既存インフラの老朽化に伴う再整備など、引き続き建設需要は堅調に推移するとみており、これが追い風となる見通し。また、プラント向け技術者派遣についても積極的な事業展開を図るとしている。