１８日の米株式市場の概況、ダウ平均株価は９１１ドル高と大幅に３日続伸
１８日の米株式市場は、ＮＹダウは前日比９１１．９５ドル高の２万４５９７．３７ドルと大幅に３日続伸した。
米バイオベンチャーのモデルナは、新型コロナウイルスに対するワクチンの初期の治験が有望な結果を示したと発表。ワクチン開発に向け前進したとの観測から、株式市場は大幅高となりＮＹダウは一時１０００ドルを超す上昇を記録。ナスダックも大幅高となった。モデルナの株価は２０％近く急騰した。アップルやアマゾン・ドット・コム、マイクロソフトなど主力ＩＴ関連株が高く、エヌビディアやアドバンテスト・マイクロ・デバイシズなど半導体株が値を上げた。ディズニーやキャタピラー、スリーエムが買われ、バンクオブ・アメリカやシティグループなど銀行株が高い。半面、ネットフリックスやズーム・ビデオ・コミュニケーションズが安く、アムジェンやギリアドサイエンシズ、メルクなど薬品株の一角が軟調だった。
ナスダック総合株価指数は、同２２０．２６８ポイント高の９２３４．８２８と３日続伸した。出来高概算は、ニューヨーク市場が１１億９８５３万株となった。