東京株式(前引け)=米株大幅高を受け続伸、買い一巡後はやや伸び悩む

市況
2020年5月19日 11時48分

19日前引けの日経平均株価は前営業日比383円69銭高の2万517円42銭と大幅続伸。前場の東証1部の売買高概算は8億3046万株、売買代金概算は1兆2304億8000万円。値上がり銘柄数は1510、対して値下がり銘柄数は583、変わらずは77銘柄だった。

前日の米国株市場でNYダウが一時1000ドル超の上昇をみせるなど大きく買われたことを受け、東京市場でも主力株を中心にリスクを取る動きが強まった。米国ではワクチンの早期開発期待が経済正常化に向けた思惑につながり、景気敏感株中心に全面高に買われたが、東京市場でも前日に売り込まれた半導体や電子部品株に買い戻す動きが目立った。ただ、日経平均は一時500円を超える上昇をみせたものの、その後は利益確定売りに伸び悩んだ。米中摩擦の激化に対する警戒感は根強い。値上がり銘柄数も全体の約7割にとどまっている。

個別ではファーストリテイリング<9983>が高く、トヨタ自動車<7203>も上昇した。オリエンタルランド<4661>が値を上げ、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも買いを集めた。ファナック<6954>、日本電産<6594>なども上値を追った。ケイアイスター不動産<3465>が急騰、双信電機<6938>はストップ高に買われた。半面、ソフトバンクグループ<9984>が売りに押され、任天堂<7974>も安い。THEグローバル社<3271>が一時ストップ安に売られ、日医工<4541>も大きく値を下げた。メディアドゥホールディングス<3678>、デジタルガレージ<4819>なども下落した。

出所:MINKABU PRESS

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