BASEがストップ高連発、ECプラットフォームが巣ごもり消費で脚光
BASE<4477>は上値追い鮮烈、一時値幅制限上限となる500円高は3310円まで買われる人気となった。連日の上場来高値で、取引時間中を含めるときょうまで3日連続でストップ高に買われる異彩人気となっている。同社は中小企業向けなどを主力にECサイト制作を行う。小売業界ではデジタルシフトに向けた投資を進めるリテールテックの動きが加速しており、そのなか、資金や技術力に乏しい中小企業でも簡単にECサイトの運営を可能とする同社のeコマースプラットフォーム「BASE(ベイス)」が注目されている。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛の動きを背景に巣ごもり消費が活発化しており、同社の収益環境に吹く追い風が強い。「BASE」のショップ開設数は既に100万ショップを突破しており、EC顧客店舗の流通金額も急増傾向にあることで、株価を強く刺激する形となっている。