明日の為替相場見通し=上値の重い展開が継続か
今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、107円半ばを中心とするレンジ相場が続きそうだ。予想レンジは1ドル=107円20~108円00銭。
この日の東京市場でドルは一時107円98銭まで上昇したが、108円には届かず失速した。前日のニューヨーク市場では108円08銭をつけたが一瞬であり、依然として108円ラインは上値抵抗線となっている。今晩は4月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録が公表されるほか、ブラード・セントルイス連銀総裁などの講演も予定されているが、相場への影響は限られそうだ。22日の日銀による臨時金融政策決定会合を前に上値の重い展開は続く可能性がある。