21日の株式相場見通し=続伸、米株高受け上値指向継続
21日の東京株式市場は、リスクを取る動きが継続し日経平均株価は続伸しそうだ。前日の米国株市場では経済活動再開の動きを背景に景気回復への期待が高まり、NYダウ、ナスダック総合指数ともに反発、これを引き継ぐ形で東京市場でも主力株中心に買いが優勢となる展開が予想される。一部メディア報道で21日から大阪、京都、兵庫の関西3府県を解除する方向とも伝わり、全体相場には追い風材料となる。一方、日経平均は前日まで4日続伸となっており、目先利益確定の動きも予想され買い一巡後は上値が重くなる可能性もある。
20日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比369ドル04セント高の2万4575ドル90セントと反発。ナスダック総合株価指数は、同190.672ポイント高の9375.776だった。
日程面では、4月の貿易統計、4月の全国スーパー売上高など。海外では5月の米フィラデルフィア連銀製造業景況感指数、5月の米製造業購買担当者景気指数(PMI)、4月の米中古住宅販売件数、4月の米景気先行指標総合指数など。