ANAPは続急落、株主優待制度の一部中止を嫌気
ANAP<3189>が続急落している。20日取引終了後、20年8月末を基準日とする株主優待制度のうち、iTunesカード(3000円分)の贈呈を中止すると発表しており、これを弱材料視する売りが向かっている。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で業績及び配当見通しを下方修正するなど、経営環境が厳しいことが優待制度一部中止の背景。配当による利益還元を今後も安定的に実施していくことを優先するという。なお、ANAPオンラインショップで利用できる優待券は従来通り贈呈するとしている。