西松屋チェが高い、5月既存店は前年比8.8%増と堅調
西松屋チェーン<7545>が高い。同社が21日に発表した5月既存店売上高は、前年同月比で8.8%増と堅調だった。粉ミルクや紙おむつなど消耗品や玩具などの売り上げが好調だった。また岩井コスモ証券は21日、同社株の投資判断「A」と目標株価1150円を継続した。記録的な暖冬の影響などで20年2月期の連結営業利益は前の期比47.0%減の19億800万円と大幅減益となった。ただ、(1)既存店の客数が増加していること(2)郊外店が中心で店内スペースも広い安心感から新型コロナウイルスの影響が少ないと想定できること(3)プライベートブランド(PB)商品の成長が期待できること――などの点から同証券では20年2月期が業績の底となるとみている。