外為サマリー:107円40銭台に軟化、米中対立の激化を懸念

通貨
2020年5月22日 15時34分

22日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=107円47銭前後と前日の午後5時時点に比べ30銭程度のドル安・円高となっている。

日銀は午前に臨時の金融政策決定会合を開き、金融機関を通じて中小企業の資金繰りを支援する新たな資金供給策を決めた。これに対するドル円相場の反応は薄かったが、香港株が急落したのをきっかけにリスク回避のドル売り・円買いが優勢となった。きょう開幕した中国の全国人民代表大会(全人代)で、李克強首相が政府活動報告のなかで香港に対する統制を強化する姿勢を示したことが影響したかたち。トランプ米大統領は21日に「香港版国家安全法」制定をけん制する発言をしており、米中対立の激化が懸念されるなか、午後には一時107円41銭まで軟化した。

ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0928ドル前後と前日の午後5時時点に比べ0.0040ドル弱のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=117円43銭前後と同70銭強のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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