株価指数先物【引け後コメント】225先物、TOPIX先物いずれも、ABNアムロとソジェンの売り越しが目立つ

市況
2020年5月27日 17時13分

大証6月限

日経225 21490 +210 (+0.98%)

TOPIX 1552.5 +15.5 (+1.00%)

日経225先物は、前日比210円高(+0.98%)の2万1490円で日中取引を終了。寄り付きは2万1230円と、前日の大幅上昇の反動から、ナイトセッションの終値(2万1280円)を下回って始まった。現物の寄り付き直後には2万1140円まで下げ幅を広げる場面もみられた。しかし、緊急事態宣言の解除による経済活動再開や政府の経済対策への期待から下値を売り込む流れとはならず、前場半ばには2万1380円まで切り返した。

前引け間際には再び弱含む場面もみられたが、後場に入ると昨日同様に断続的なインデックス買いが指数を押し上げる形となり、2万1400円を回復。引け間際は高値圏での保ち合いが続いていたが、大引け後はショートカバーが加わり、本日の高値で取引を終えた。

朝方こそ、足元で日経平均をけん引していたファーストリテイリング <9983> が利食い優勢で始まったが、その後の切り返しで結局はプラスで終えており、インデックスに絡んだ買いが断続的に入っていると観測される。また、新型コロナによる業績懸念から大きく売り込まれていたセクターが見直されており、安心感にもつながっている。

中国市場、香港市場は弱含みに推移していることから、米中対立への警戒感が重荷となるが、一方で、グローベックスの米株先物はNYダウが3ケタ上昇で推移している。米国市場の動向を睨みながらの展開とはなるが、ナイトセッションにおいても底堅い展開が期待されそうである。

手口面では大きな傾きは目立っていないが、日経225先物においては、引き続きABNアムロ、ソジェンの売り越しが目立つ。一方で、ゴールドマン、三菱UFJモルガン、JPモルガンが買い越し。TOPIX先物では、ソジェン、ABNアムロの売り越しに対して、メリル、JPモルガン、SMBC日興、バークレイズが買い越している。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.